成人年齢が18歳に引き下げられてから初めて「成人の日」を迎えた。
18歳〜20歳(2002年4月2日~2005年4月1日生まれ)が対象となる。
新成人を迎える著名人には、俳優の芦田愛菜さんや将棋棋士の藤井聡太さんらが挙げられる。
2023年 期待の新成人ランキング
https://www.oricon.co.jp/special/61907/
今年の成人式は、例年どおりとも言える「北九州のやんちゃな成人式」の報道もあれば、「振り袖に墨汁」というなんとも痛ましい事件もあった。
【修羅の国2023】北九州市「二十歳の記念式典」がヤバ過ぎた / 世界が注目する最狂成人式へようこそ…
https://rocketnews24.com/2023/01/08/1748175/
振り袖に“墨汁”式典で被害「祖母に見せられない」被害者語る無念
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000282666.html
そもそも「成人」とは・・・
せい‐じん【成人】
読み方:せいじん
[名](スル)
1 心身が発達して一人前になった人。成年に達した人間。おとな。現代日本では、一般的に満18歳以上の者をいう。→成年
2 子供が成長して大人になること。「娘はもう―して働きに出ている」
[補説] 1は、令和4年(2022)4月の民法改正以前は、満20歳とされていた。
※ weblio辞書から参照
成人するとは、対象の年齢に達することも含まれるが、一人前になる、大人になる、というニュアンスもあるため、今回は後者を考察の対象としたい。
「人に成る」とはどういうことなのだろうか・・・?
![](https://gyokan046.com/wp-content/uploads/2023/01/1-3-819x1024.png)
「人」と「動物」の違い
ここからは個人的な解釈になっていくが、「人」と「動物」の違いとは、「無駄」に対して自らの時間と労力を割けるか否か、な気がしている。
人が個から集団を形成し、「人間」となったとき、「自己」と「他人」の存在が明確になり、「他人の中の自己」を上手に形成していく必要が同時に生まれた。
そういった中で、個人の生存競争では必要のない「無駄」が生まれてくる。それは、他者を思いやり時には自身の損失も顧みない慈愛の心や、感覚・感性を共有するための創作活動だったりする。
自己が生きるために生きるのは、「動物」としての「ヒト」。
他人のために「無駄」を許容できるようになることで、「人」となる。
自己に他人を宿し、無駄を愛でることで、人間となる。
つまり、「人と成る」のだ。
行間コピー
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